「MNPで乗り換えたいけど、事務手数料って無料になるの?」
結論から言うと、無料になるかどうかは「どのキャリアか」より「どこで申し込むか」で決まることが多いです。
この記事では、キャリアごとの事務手数料が無料になる条件を一覧で整理しました。よくある勘違いや落とし穴も紹介しているので、乗り換え前にぜひ確認してみてください。
この記事でわかること
- MNP手数料の「2種類」の違い
- キャリア別・事務手数料が無料になる条件一覧
- UQモバイル・ドコモ・楽天モバイルなど主要7社の比較
- よくある勘違い・落とし穴4つ
【結論】MNP乗り換えで事務手数料が無料(または実質無料)になるキャリア一覧
先に答えを出します。
| キャリア/ブランド | 事務手数料 | 無料になる条件 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | 0円 | 基本無料(5回線以上は除く) |
| ahamo | 0円 | 常時無料 |
| LINEMO | 0円 | 常時無料(SIM発行手数料も0円) |
| povo2.0 | 0円 | 基本無料(1年以内6回線以上は除く) |
| ドコモ | オンライン:0円 店頭:4,950円 | ドコモオンラインショップ限定 |
| ワイモバイル | 期間限定で0円 | オンラインストア限定・キャンペーン期間中のみ |
| UQモバイル | 通常3,850円→実質無料にできる | Amazonのウェルカムパッケージ利用、またはau・povo番号移行(SIMのみ) |
| ソフトバンク(参考) | オンライン:3,850円 店頭:4,950円 | 無料にならない |
そもそも「MNP手数料」には2種類ある
MNP乗り換えで発生する手数料には、混同されやすい「2種類」があります。
① MNP転出手数料(乗り換え元にかかる)
今使っているキャリアから電話番号を持ち出すときにかかっていた手数料です。2021年の制度改正により、現在は原則無料になっています。
② 契約事務手数料(乗り換え先にかかる)
新しいキャリアと契約するときにかかる手数料です。こちらはキャリアや申し込み方法によって0円〜4,950円と大きく差があります。この記事で解説するのは主にこちらです。
整理するとこうなります
- MNP転出手数料(今のキャリアへ払う)→ 原則無料
- 契約事務手数料(乗り換え先に払う)→ キャリアによって異なる ← ここが重要!
キャリア別|事務手数料が無料になる条件まとめ
主要キャリア7社+参考1社について、無料になる条件を詳しく解説します。
楽天モバイル:基本0円
楽天モバイルは、契約事務手数料が基本0円です。オンライン・店頭どちらで申し込んでも手数料はかかりません。
コスパ重視の人にとって、初期費用が読みやすい点が大きなメリットです。
ahamo:常時0円
ドコモのオンライン専用ブランド「ahamo(アハモ)」は、常時0円です。契約はオンライン完結なので、事務手数料の心配がありません。
ドコモ品質の回線を使いつつ初期費用を抑えたい人に向いています。
LINEMO:0円(SIM発行手数料も0円)
ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO(ラインモ)」は、契約事務手数料もSIMカード発行手数料も0円です。初期費用は基本的に初月の料金のみです。
povo2.0:基本0円
auの自分でカスタムするブランド「povo2.0(ポヴォ)」も契約事務手数料は基本0円です。
ドコモ:オンライン申し込みなら0円
ドコモはオンラインショップからMNP申し込みをすると、契約事務手数料が0円になります。ただし、店頭(ドコモショップ)で申し込むと4,950円かかります。
「ドコモは無料」ではなく、「ドコモオンラインショップ限定で無料」と覚えておくのが正確です。
ドコモの申し込み先による違い
- ドコモオンラインショップ:0円 ✅
- ドコモショップ(店頭):4,950円 ❌
ワイモバイル:期間限定でオンライン0円
ワイモバイルは、オンラインストアでの新規契約または他社からのMNP乗り換えで事務手数料が無料になるキャンペーンが実施されることがあります。
ワイモバイルは「常設無料」ではありません
UQモバイル:Amazonパッケージ活用で実質無料
UQモバイルは通常、MNP乗り換え時に3,850円の事務手数料がかかります。ただし、Amazonで販売されている「UQ mobile ウェルカムパッケージ」を使うと実質無料にできます。
ウェルカムパッケージはAmazonで数十円〜350円程度で販売されており、記載のエントリーコードを申し込み時に入力することで3,850円の事務手数料が無料になります。パッケージの購入費用を差し引いても大幅なコスト削減になります。
UQモバイルで事務手数料を抑える方法
- Amazon「UQ mobile ウェルカムパッケージ」を購入してエントリーコードを使う → 実質無料
- au・povoから「番号移行」でSIMのみ契約 → 無料(端末購入を同時にすると有料)
UQモバイルのウェルカムパッケージ注意点
- au・povoからの「番号移行」には使えません
- スマートフォンとSIMカードのセット購入には使えません(SIMのみ契約が対象)
- エントリーコードには有効期限があります(購入時に確認)
- 2026年5月時点ではAmazonのみで販売
【参考】ソフトバンク本体:無料にならない
ソフトバンク本体は、オンライン申し込みでも3,850円、店頭では4,950円の事務手数料がかかります。「無料にする方法がない」という点で、他社と比べると初期費用がかかりやすいキャリアです。乗り換え先を比較するときの参考にしてください。
要注意!よくある4つの勘違い
事務手数料について、初心者が特に引っかかりやすい勘違いをまとめました。
勘違い①:「オンラインは全部無料」ではない
ドコモはオンラインで無料ですが、ソフトバンクはオンラインでも3,850円かかります。「オンライン申し込み=無料」とは限らないので、キャリアごとに確認が必要です。
勘違い②:SIMカードの再発行で別料金が出ることがある
物理SIMを別のサイズに変えたり、eSIM(スマホ本体に組み込まれた電子SIM)を再発行したりする際に、別途手数料がかかることがあります。特に格安SIM(MVNO)では数百円の手数料が発生するケースがあります。
勘違い③:「無料」がキャンペーン限定のことがある
ワイモバイルのように、普段は有料でもキャンペーン中だけ無料になるケースがあります。キャンペーンが終了していると通常料金がかかるため、申し込み前に期間を必ず確認しましょう。
勘違い④:月額料金とセットで考えないと損をする
「事務手数料を無料にするため、指定プランへの加入が必要」といったキャンペーンもあります。月額料金が高いプランが条件になっている場合、長期で見ると割高になることも。事務手数料だけでなく、月額料金込みで総コストを比べるのが節約の基本です。
よくある質問(FAQ)
MNPの転出手数料は今でもかかりますか?
現在は原則無料です。2021年の制度改正により、ほとんどのキャリアでMNP転出手数料(今使っているキャリアに払う手数料)は廃止または0円になりました。ただし、格安SIMの一部では数百円かかるケースもあるため、念のため確認しておくと安心です。
事務手数料が無料でも、他にかかる費用はありますか?
はい、場合によってあります。代表的なものは「SIMカード発行手数料」「eSIMプロファイル発行手数料」「端末代金」「初月の月額料金」などです。「事務手数料0円」でも、これらが別途かかることがあります。申し込み前に初期費用の内訳を公式サイトで確認しましょう。
UQモバイルのウェルカムパッケージは今すぐ買えますか?
2026年5月時点ではAmazonのみで販売されています。「UQ mobile ウェルカムパッケージ」で検索すると見つかります。購入後に届くエントリーコードには有効期限があるため、購入してから時間を置かずに申し込むことをおすすめします。また、au・povoからの番号移行(MNP)には使えない点にも注意が必要です。
まとめ|節約MNPのポイント
この記事のまとめ
- 楽天モバイル・ahamo・LINEMO・povo2.0は基本的に事務手数料0円で最もわかりやすい
- ドコモはオンラインショップ限定で0円。店頭は4,950円
- ワイモバイルはキャンペーン期間中のみ無料。常設ではないので要確認
- UQモバイルは通常3,850円かかるが、Amazonのウェルカムパッケージで実質無料化できる
- ソフトバンク本体はオンラインでも3,850円かかり、無料にする方法がない
- 事務手数料だけでなく、月額料金込みの総コストで比べるのが節約の基本
乗り換えを検討しているなら、まずは自分が候補にしているキャリアの申し込み窓口(オンライン or 店頭)を確認するところから始めてみてください。
各キャリアの料金プランや最新キャンペーンについては、公式サイトで最新情報を確認できます。
※キャンペーンは予告なく変更・終了することがあります。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
