「スマホは2年ごとに新しい会社へ乗り換えるのが一番お得!」と聞いたことはありませんか?
実は、2025年から2026年にかけて大手通信会社のルールが大きく変わり、この常識が通用しなくなってしまいました。何も知らずにこれまで通り乗り換え(MNP:電話番号をそのままに別の会社へ乗り換えること)をすると、思わぬ手数料を取られて損をしてしまう可能性があるため、新しいルールの罠と具体的な対策を解説します。
スマホ返却プログラムが改定された背景
2025年から2026年にかけて、ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社はスマホの返却プログラムのルールを段階的に改定しました。各社の変更時期は以下の通りで、段階的な変更です。
- ソフトバンク(新トクするサポート+): 2025年8月20日開始
- au(スマホトクするプログラム+): 2026年2月26日開始
- ドコモ(いつでもカエドキプログラム): 2026年3月5日開始
その最大の理由は、自社の利用者を逃がさないための強力な「囲い込み」戦略です。これまでは、2年後にスマホを返却して残債(分割払いでまだ支払い終わっていないスマホの代金)をゼロにしつつ、他社へ乗り換えるのがお得な裏ワザとして流行していましたが、通信会社側がそれを防ぐために新たな手数料を設ける仕組みに変わりました。
従来の他社乗り換えが損になる理由
安くスマホを買えたと思っても、2年後に他社へ乗り換えるタイミングでこの手数料を支払うことになれば、トータルの出費は増えてしまいます。つまり、「乗り換え前提で返却プログラムを使う」というこれまでの立ち回りは、出口で多額の費用をとられてしまうため、全くお得感のない方法になってしまったのです。
大手4社の返却プログラムと手数料の違い
各社の新しいルールと手数料を以下の表にまとめました。ドコモ、au、ソフトバンクの3社は、同じ会社で次のスマホを買えば手数料が免除される仕組みになっています。
| 通信会社 | プログラム名 | 返却時の手数料 | 手数料が免除される条件 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | いつでもカエドキプログラム | 最大22,000円 | ドコモで次の機種を購入する |
| au | スマホトクするプログラム+ | 最大22,000円 | auで指定機種へ機種変更する |
| ソフトバンク | 新トクするサポート+ | 最大22,000円 | ソフトバンクで次の機種を購入する (※au・ドコモとは細部の仕組みが異なります。公式サイトで最新条件をご確認ください) |
| 楽天モバイル | 買い替え超トクプログラム | 一律3,300円 | 免除なし(毎回必ず発生) |
楽天モバイルを利用する際の注意点
楽天モバイルは高額な22,000円の手数料がない代わりに、返却時に毎回一律3,300円の事務手数料がかかります。
一見すると大手3社よりお得に見えますが、返却するスマホが楽天モバイルの査定基準(故障・損傷の基準)に当てはまると、別途故障費用がかかります。金額は、2026年7月23日9:00以降に購入した製品は製品ごとに異なり、それより前に購入した製品は一律22,000円です。保証サービスに入っていれば負担を抑えられる場合があるので、返却前に査定基準を確かめ、ケースやフィルムで保護しておくと安心です。
今後の立ち回りと安全な対策
これからの時代、スマホをお得に買い替えるための対策は大きく分けて3つあります。
- 同じ通信会社を使い続ける
1つ目は、同じ通信会社を使い続けて機種変更を行い、22,000円の手数料を免除させる最も手軽な方法です。 - 一括購入のセール品を狙う
2つ目の対策は、定期的に他社へ乗り換えたい場合、返却プログラムは使わずに一括購入のセール品を狙うことで、返却時の面倒なルールに縛られず自由にお得な通信会社を選ぶことができます。apple公式ストアから購入する方法もありますね。 - 中古スマホを購入する
3つ目の対策は、中古のスマホを購入する方法です。「中古なんて。。。」と思う人もいるかもしれませんが、返品や動作保証の条件がはっきりしている店を選ぶと、届いた端末に不具合があったときの不安を減らせます。
中古スマホの中には、検品・整備をしてから販売される整備済み品(リファービッシュ品)があり、専門にあつかうマーケットもあります。たとえばBack Marketでは、商品を受け取ってから30日以内なら理由を問わず返品でき、1年間の動作保証(販売業者による保証)も付いています(2026年10月22日に公式サイトで確認)。
👉リファービッシュ品(整備済製品)を買うなら【Back Market】![]()
※整備済み品は中古のため、外装の状態やバッテリーの持ちに個体差があります。保証内容・返品条件・在庫は購入前にご確認ください。
返却のタイミングと手数料を、もっと詳しく知りたい方へ
ここまでは各社のルールの違いと、大きな方針をまとめました。ただ実際に損を避けるには、「いつ返すか」というタイミングの判断が決め手になります。同じ機種・同じプログラムでも、返す時期が1か月ずれるだけで負担が変わることがあるためです。
各社の返却タイミングの見極め方と、22,000円を払わずに済ませる具体的な手順は、次の記事で詳しく解説しています。

